部室に入った雰囲気が。。。文科系というよりは、体育会系の雰囲気だ。
入る部活を間違えたのか? 自分は。。。
「まず自己紹介するよ。 私が部長の高橋洋と申します。そして君から見て
左が浜本健司、右が長岡哲也です。よろしく。」
「よろしくお願いします。。。」
自分は深々と頭を下げる。男の人でも”私”って使うんだ。オールバック部長が
高橋さんで、ブタみたいな人が浜本さんで、筋肉番付が長岡さんか。。。
「そしてここにいる女の子が中原智子さんだ。」
「初めまして。中原です。よろしくお願いします」
「よろしくお願いします。。。」
可愛らしい。。。第一印象はふわふわのもこもこだ。少し小太りっぽいが、
優しい印象が素敵だ。この人となら、部活動やっていけるかも?
「他にも部員はいるんだが、まあそのうち紹介するよ。それじゃ、中原さんは
情報センターを案内してあげて。あと、このコンピューター部の重要な仕事で
あるアドバイザーの仕事についても説明してあげて。」
「はい。」
自分は智子さんと登志夫さんに連れられて部室を後にする。歩いてほどなく
三角形の外観を持つ情報センターに到着した。
「ここでは主にコンピュータ系の講義をする教室が集められていて、情報系の
学部の人がよく利用しているんだよ。僕も学部が情報系だからよく利用するんだ。」
「へえ。。。。」
「奈留さんは、何でコンピュータに興味を持ったんですか?」
智子さんに普通に質問される。そうだよな。。。
「私は。。。友達にこのままじゃ就職出来ないって言われたのでコンピュータを
覚える気になったんです。。。」
「そうなの! 私も同じよ。でもねー、部の人ってみんな勉強する気のない人
ばかりで頼りにならないわ。」
「じゃあ、どうして部にいるんですか?」
「ここは大学の公認の部活動だし、名前に勢いがあるでしょ? 就職に有利と
聞いたわ。だから勉強は自分でするようにしたの。そしたら意外とマスター
出来たのよ。だから今では私の方が頼りにされてしまって。。。」
「そうなんだ。。。」
意外だ。。。コンピューター部なら得意な人ばっかりだと思ったのに、部活動
だとこんなこともあるのか。。。



