自由動物変身ブログ


女体化、人魚化、レオタード、獣化(動物変身)など、男性の変身願望を叶える小説のサイトです。

2017年09月

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「いろいろ・なる!」1-28

「美味しいもの食べにいくより、ホテルに行こ? 夕食も取れるし。」


「ホテル。。。」


夕方ごろ水族館を後にして、さて美味しいものと考えているとふいに真姫さん
がつぶやいた。


「女同士だよ、仮にも。。。」


「そんなこと関係ないよ。女同士でも普通にホテルに泊まるよ。ひょっとして、
怖い?」


「。。。怖くないよ。女同士だから。真姫さんこそ自分のこと”男”として
思ってる?」


「ぜんぜん。ぜんぜん。おかまかおなべだとおもってる。」


真姫さんは顔を横に振る。白々しく。。。ちゃんと自分、女の子の姿だし、
自慢じゃないが真姫さんよりすこーし、(思いっきり)すこーし美人だと
思ってる。でも、やっぱり男だと思ってる。。。まあお泊りには興味あるし、
どこか泊まってみようか。。。


「そういえばリゾート会員証があった!」


「何それ?」


「日笠グループリゾート会員証なんだけど、ちょっと訳あってもらったんだ。」


彼女にその会員証を見せる。


「ゴールドじゃない。。。? よく見てよ、ゴールドよ! これってかなり優待
してくれるんじゃない? 猫屋敷市内なら日笠観光ホテル・猫屋敷が有名ね。」


「そうだね。行ってみようか?」


車で移動すること10分。猫屋敷駅前東側の一等地にそびえ立つビルの上半分が
ホテルだった。


「すごい。。。」


「高そう。。。本当に大丈夫?」


「分からない。フロントに聞いてみるよ。」


フロントのホテルマンに聞いてみる。


「お客様。。。この会員証の色井奈留様で間違いありませんか?」


「はい、そうですが。。。」


「この会員証をお持ちの方はロイヤルスイートのお部屋をまずご案内するように
なっています。今空いてますのでロイヤルスイートをご案内してよろしいですか?」


「ええ。。。!! そうなの。。。!? 料金は!?」


「料金は常に自動引き落としになっていますので、フロントにてお支払いする
料金はございません。」


「やったね、奈留ちゃん!!」


「ああ。。あああ。。。そうだね。。。。!!」


本物は違う。。。!! すごい!! 庶民とは感覚が違う訳だ。チェックイン
のサインで本人を確認。充輝君に書いた時の住所と名前がそのまま使われた
ようだ。さっそくホテルマンに最上階のロイヤルスイートの部屋に案内される。


「すごーい。。。!!」


「市内を一望出来るね!!」


もうすっかり日が落ちてダイヤモンドの夜景が広がる。部屋は壁から絨毯から
高級感漂う材質で、大画面テレビ、冷蔵庫、ワインセラーが完備。お風呂は
室内と外の二種類がある。外はプールみたい! まずは夕食の注文をして
出てきたフランス料理を堪能する。


「広志さん。。。充輝君ってどんな人なの。。。?」


「うーん。。。海に遊びに行った時に知り合った子なんだけど、本名が日笠充輝君
という名前なんだ。」


「日笠。。。って、日笠グループの関係者。。。?」


「そう、御曹司。って言っても兄弟がいるんだけどね。アオレちゃんの母乳の
能力で病弱から健康体に”変身”して直しちゃったんだよ。」


「すごい。。。広志さん、充輝君に見込まれたのかも!?」


「そうだね。。。でも、思い込み過ぎてもどうかと思う。充輝君一個人として
付き合いたい気持ちだから。。。いろいろ苦労しているようだからね。」


「へえ~、大人だね!」


「そうでしょ? 普通。。。」


夕食が終わってホテルマンが後片付けすると、あとは二人っきりの時間。。。
外の露天風呂の入り口に立つと、真姫さんがバサッと服を脱ぎ捨て、自分も
バサッと服を脱ぎ捨てる。一糸まとわぬ二人の女の子。。。


「ここまで来たら、アレしかないよね?」


「そうだね。楽しもうね!」


外の広い湯船は遠くの夜景まで見渡せる。湯船は下からライトアップされて
都会の雰囲気。湯船、というよりは温水プールみたいに深くなっている。周りは
板張りで敷き詰められていて、寝そべって休憩も出来る。とにかく。。。広い!
自分たちは湯船の側に座ると体を自由に伸ばし、体に力を入れた。


ぴくぴく、ぎゅー、ぴくぴく、ぎゅー。変身の快感を感じながら両脚はくっつ
いていって隙間がなくなっていく。下半身は肉の棒のようになり形を整えて
いくと、足先から魚の尻尾が花のように広がっていく。そして自分には青い
鱗が、真姫さんには赤い鱗が生えてきて、それぞれ下半身を青く、赤く染め
上げていく。。。


「気持ちいい。。。夜空の下で人魚に変身するのって、気持ちいい。。。」


「さあ、入ろ? 水中でお話出来るか試してみようよ!」


湯船にどぷんと潜っていく。自分も真姫さんも、魚のように上下に体をくねらせ
ながら自由に泳いでいく。湯船の中で対面すると発声練習してみた。


(あー、あー。。。一応聞こえるね。)


(何だかキーンとした声だけど、聞こえないことはないね。後は慣れかな?)


(そうね。お湯だからちょっと息苦しい感じだけど、長く潜ってなければ大丈夫
かな? 水中で息が出来るなんて嬉しい。。。)


(自分も初めの頃はしゃいだ気持ちだったよ。)


(また海の中、海中旅行しましょうよ!)


(いいねぇ! また来年海中旅行しようか! お弁当海の中で食べてさ!)


深いところ浅いところ自由にゆっくり泳ぎ回って、出会うと笑顔でちゅーの
そぶりを見せる。後ろから抱き着かれておっぱいをもみもみされたら、自分は
彼女の魚尻尾に抱き着いて振り払われる体験をしてみる。魚尻尾のふとももは
もちもちしていて気持ちいい。。。いっぱい泳いで、ちょっと疲れたので二人
とも湯船から上がって夜風にゆっくり当たる。。。


「広志さん、試しに男の人魚になってよ。」


「え。。。?」


ふいに真姫さんがそんなこと言う。


「どうして男の人魚に。。。? 女になりたくて努力してるのに、そんなこと
言われたら。。。」


「私のこと、嫌い?」


「。。。そんなことないよ。」


「女のこと、教えて欲しいんでしょ?」


「うん。。。」


「なら、たまには男の人魚になってもいいんじゃない?」


いろいろ言われて、受け言葉に買い言葉は好きじゃないけれど、男の人魚に
変身して欲しいと言われれば、ならない訳にはいかない。。。


仕方なく今座っている状態から体に力を加える。ぴくぴく、ぎゅー、ぴくぴく、
ぎゅー。魚の下半身のスリットの中で、おまんこが急激に変わっていく。
卵巣がにゅるんと出てきて金玉になっていき、おちんちんがスリットの中で
生えてきて収まっていく。髪の毛は男のショートカットになり、おっぱいは
ぎゅっぎゅっと小さくなっていき、体全体が筋肉質の体になっていく。すっかり
男の人魚になってしまった自分。。。


「精子が。。。漏れそう。。。」


「我慢して! それを、私の中に入れて。。。。」


「ええ。。。!!」


真姫さんに入れてって。。。それって思いっきりセックスしてくれと言ってる
じゃないか。。。


「大丈夫よ! 危険日外したし。。。バージン失う女の子なんてざらだよ!
広志さん、入れて。。。。!!」


自分は戸惑ったがまだ結婚前だし。。。拒否しようかと話そうとしたら、体が
勝手に動き出す。


「ちょっと、アオレちゃん! どうして。。。」


(男なら女の子の要望を聞くものよ。エッチしたことないでしょ?)


「ダメだよ、アオレちゃん! ああもう!!」


自分の男の人魚の体が、人魚の真姫さんの体に這い寄っていく。その間に自分の
おちんちんがスリットを飛び出してきて、むくむく膨らみ始める。


(エッチの仕方教えてあげる。基本は女体を”こじ開けて”、”液体を入れる”
のよ。生き物なら自然に出来ることよ。)


「。。。。」


もはや抵抗する気もなかった。全てが自動。。。自分の体は真姫さんの股間を
まさぐり、おまんこの向きを確認。そして挿入。。。最初は痛がるけれど、
おちんちんが濡れてくるとぬるぬるしてきて痛がらなくなる。きのこのように
限界まで膨らんだおちんちんが真姫さんの中に到達すると、自分の体は自然と
ピストン運動を始める。


(女体を”こじ開ける”のよ。広志さん。妄想をたぎらせる時よ。おちんちんが
なえたらおしまい。なえないように心に念ずるのは広志さんの技術よ。)


そうなんだ。。。そういえば一人エッチの時やってたことがあって、「男→女→
人魚→女→男→女→人魚→女→男→女→人魚→女→男」と妄想してエッチして
いたことがあった。それを使おう。


真姫さんうっとりとしていてどんな気持ちなんだろう? 魚の下半身同士がくっ
ついてセックスしているなんて初めてなんじゃないだろうか? ここまで来たら
出してあげなきゃ。男→女→人魚→女→男→女→人魚→女→男→女→人魚→女→
。。。ああああ、体にスイッチが入ったーーーー!!


(体を強く奥まで抑え込んで!! 一滴残さず奥に入れるのよ!! 体の中で
精子がなじむまで離れちゃダメ!!)


真姫さんの体の中で自分のおちんちんがビクビク反応しながらジュッ、ジュッ
ジュッ、ジュッと嬉しそうに白い液体を吐き出す。


(これが女体に”液体を入れる”よ。セックスはこじ開けることと液体を入れる
ことがセットにならないと、ちゃんと妊娠出来ないわ。覚えておいてね。)


精子が真姫さんの体の中でなじむようにおちんちんで押さえているけれど、
おちんちんがどんどんしぼんできて、内圧に押されて外に押し出されてくる。
細くしぼんだおちんちんが真姫さんのおまんこから押し出されて、生まれて
初めてのセックスが終わった。気持ちいい。。。


真姫さんが湯船の横で嬉しそうに人魚の体を横たえてる。おまんこを液体だらけ
にしても気にならないみたい。自分も気持ち良くて疲れてきた。濡れたおちん
ちんを魚の下半身から出したまま横たえる。このまま寝てしまうんだろう。


”夏の最後に人魚”というのは、”夏の最後に人魚はエッチしてしまう”という
ことだったんだ。。。



「真姫さん、目が覚めた。。。?」


「あなたは。。。誰?」


「私? アオレよ。こうして出会うのは初めてだよね。こんばんは。初めて
お目にかかります。」


青い髪の毛のショートヘアー、青い瞳、可愛らしい顔立ちの青い人魚が垣根に
座って、寝そべっている真姫さんを見下ろす。


「広志さんはどうなったの?」


「広志さんはねー。アオレが快感物質をたくさん分泌したから寝ちゃったわ。
真姫さんと直接話がしたかったから、体を乗っ取って入れ替わったの。でも、
私の一番大事な人は、やっぱり広志さんだよ。」


「結婚するつもりなの?」


「そんなことしない。もっと大事な存在になりたいの。私じゃ結婚出来ない。
私はただのレオタードだから。でも、アオレにだって夢はあるの。」


「夢。。。?」


「アオレ、人間になりたいの! 人間になりたいの! 広志さんとね、顔を
向き合ってお話したり触れ合ったり、抱き合ったりしたいの! 広志さんの
体の中にいつまでも居たらそんなこと出来ない。。。広志さんとくっついてる
今でも、十分幸せなんだけどね。。。」


「どうしたらいいの? 何か手伝う?」


「手伝わなくていいけれど。。。広志さんとずーっと、仲良くしていて欲しいの。
ずーっとよ。それがアオレの、夢を叶えることになるから。。。どうするかは
まだ秘密だよ。」


「それって。。。うん。。。分かったよ。女なら分かる約束だね。」


「約束よ。頼むね。。。」


アオレちゃんが手を差し出すと、真姫さんはその手をぎゅっと握った。


「それとね、アオレが出てきた時は髪の毛青くするから、その時はアオレに
話しかけてね。母乳出る時は変身能力をコピーしてあげるから、必ず飲んでね。
今日セックスして合体した時、中身は決めてないけど何かに変身出来るように
なってるから。」


「本当? 嬉しい。。。広志さんを驚かせられるね!」


「広志さん、淋しがり屋だよ。動物に変身した後淋しい気持ちが伝わってくるの。
ひざまくらしてあげると喜ぶかもよ。それじゃ、またね。末永く仲良くね。。。」


アオレちゃんは元通り寝そべると変身を解いていく。青い人魚の、女の自分の姿
。。。


「やれやれ。。。まあ、いっか?」


自分はよだれを垂らして青い人魚の女のまま寝ているだけだった。

「いろいろ・なる!」1-27

水族館に行くために衣装タンスを開ける。以前はスーツとか黒物の服が
ほとんどだったが、今は半分はドレス。花柄のワンピースが増えてる。
インターネットで買ったのがほとんどだけど、女の子に変身して百貨店で
買ったものも何点かある。引き出しを開ければ女物のパンティー。。。
やっぱり、普通に考えたら、元男だった人が女物のパンティーを手にする
というのはおかしな話だけど、女の子に変身出来るんだから仕方ないよね。
本当にカラフル。。。そしてブラジャー。背中のフック掛けが面倒。。。
未だに慣れない。


真姫さんを衝撃に陥れる、可愛い服装でいかないといけないかな? 可愛く
エロくいかないといけないよね。足りない部分はアオレちゃんに変身して
もらおう。。。


彼女のマンションにやってきた。車の止め方は分かったので指定された場所に
止める。銀色のボロい車、この間もらったお金で買い替えた方がいいかな?
車にこだわりはないんだけど。。。その車から降りてきたのは、ポニーテール
の女の子。髪をシュシュで後ろにまとめてる。上はフリル付きの白のトップス。
ニットタイプなので、肩までずり下げて生の肩を見せることが出来る。ブラは
ヌーブラにした。肩ひもがあると困るので。スカートは空色のプリントに青い
リボンがついてる。ちょっと短め。パンティーはいちご柄にした。白のハイヒ
ールに白のカバン。化粧は薄化粧。こんな彼女いたらなぁと思う姿だけど、
それ自分の姿だから。今日はアオレちゃんの服の変身に頼らなくても済みそうだ。


インターホンで真姫さんを呼んで5階の最上階に行く。部屋に入ると真姫さんが
待っていた。


「おはよー。」


「おはよーー。待った?」


真姫さんはピンク色のトップスに、白地に黒の水玉のスカート。やっぱり本物の
女の子は着こなしが上手だ。自分も着こなし上手になりたいけれど、それより
自分の服装にちょっと衝撃を受けている様子だった。


「広志さん、朝から生肩ですか。。。?」


「そうだよ、生肩だよ。真姫さんに”女の器量”なんて言われてしまったから。」


「今日はアオレちゃんの変身した服装?」


「違うよ、自前で買ったやつ。」


「。。。そうなんだ。分かったわ。水族館に行こ? おごりはみんな広志さん
でいいよね?」


「それって器量と違うんじゃ。。。いや、いいよ。水族館楽しもうね。」


水族館は隣の市にある。猫屋敷市水族館。自分たちが住んでいるのは犬進市。
自分たちのの大学は犬進市にあるのになぜか「猫屋敷経済大学」という名前。
どう考えてもおかしいが、そういうものなんだろう。水族館は港区にある。
ここからだと車で30分~1時間あれば行けると思うが、まっすぐ続く道が
ないため時間は分からない。


「美女二人が乗ってるのにボロ車っておかしいよね。」


「それしかないの!」


「広志さんが金持ちになるの期待してるよ。」


「そうだね。。。」


人魚になった時の魚尻尾のデザインを見たいという話だったが、水族館に着くと
イルカショーが始まるところだったので見に行った。最前列に座ってショーが
始まるといきなり水しぶきが飛んでくる。


「キャー!」


「キャーーー!!」


「広志さんも悲鳴が出るの?」


「出るよ! 女の子なんだから!」


イルカ達の空中を飛んでいる姿から、巨大モニターに映る水中の様子、空気の
輪を作ってその中をくぐり抜けるシーンが映る。そして特大の波があふれてきて
自分たちを襲ってくる。


「キャー!!」


「キャーーー!!」


「濡れちゃったよ!」


「濡れちゃったね!」


「人魚になって泳ぎたいね!」


「人間界からバイバイになっちゃうけれどね!」


それからイルカが空中のボールを尻尾で蹴り上げるシーン、フリスビーを追い
かけてくわえるシーン、インストラクターの女の子がイルカに乗るシーンなど
いろいろ見て楽しんだ。


「すっかり濡れちゃったね。乾かすの大変。」


「濡れたら人魚になっちゃう話あったじゃない? ああいうタイプの人魚じゃ
なくて良かったね。」


「そうだね。本当に人間界からバイバイになっちゃう。美味しいものも食べられ
ないよーーー。」


「じゃ、水族館が終わったら美味しいもの食べにいこうか?」


イルカショーの後は水槽の中の魚たちを眺めていた。マイワシの群れ、今は
ミズクラゲの特集をやっているのかな? 魚尻尾のデザインには役に立たない
けれど、綺麗。。。テングダイや、イラ、チャガラ、地味な魚が多いな。。。
アカイサキとキンメダイは赤くて綺麗だから参考になるかな? そして自分
たちは両用トイレに入るとカギを閉めてバスタオルを広げる。


「しー。ちょっとだけだからね! ちょっとだけ。。。」


「わかってるよ。。。」


二人そろってバスタオルの上に座るとパンティーを脱いで体に力を加える。
体が変身の喜びの歌を歌い始める。ぴくぴく、ぎゅー、ぴくぴく、ぎゅー。
両足がくっついていって隙間がなくなっていく。足先までくっついてしまうと
魚の尻尾が花が咲くように広がっていき、二人とも赤い鱗が下半身を赤く染め
上げていく。。。二人の赤い人魚。こんな、水族館の人のいるところで、どき
どきしてしまう。。。


「気持ちいい。。。こんなところで変身なんでどきどきするね! アカイサキ
を参考にしたんだけど、どう?」


「うーん、そうだね。。。もう少し赤色落として黄色加えて魚尻尾の下を
シルバーにしないと。」


「そうねー。まだ私変身に慣れてないから。というか広志さん、赤色という
より紫じゃない?」


「すまん、青い魚尻尾ばっかりだったから。。。こうすればいいかな?」


変身の微調整。魚尻尾の表面がぴくぴく反応しながらじんわり赤色に近づき、
キンメダイに近づけるために魚尻尾の裏をシルバーに変えていく。


「上手ー。いいなー。」


「今や変身のエキスパートだよ。」


(ドンドン! ドンドン!)


「やばい、外の人が待ってる。。。」


「また後で楽しみましょうね。」


真姫さんとは、いつの間にか分け隔てなく話が出来るようになっていた。

「いろいろ・なる!」1-26

”夏の最後に人魚”とはよく言ったものだ。


夏休みも終わり近くになった日曜日の朝、自分は布団の中に潜っている。
朝は少し涼しくなってきて過ごしやすくなってきた感じ。当然布団の中では
青い人魚姿。右手でおまんこを愛撫し、左手で乳首を優しくつまむ。


女の子の体は不思議。。。おまんこの中の小さな突起を触るだけでどうして
こんなに気持ちいいんだろう。。。乳首を優しくつまむとこれも気持ちいい。
でもつまみ過ぎると痛くて切迫感があるから、気持ちが女のように内向きになる。
程良い感じを選びながら、布団の海の中で青い人魚の自分は快感の海を泳いで
いる。この夏は一人でよく海に行ったよな。。。


そういえば会員証が書留で届いてた。日笠グループのリゾート会員証だった。
あの時の彼、日笠充輝君から「色井奈留さん、いかがお過ごしですか? 会費は
無料です。自由に使って下さいね。」と文章が添えられていた。充輝君のところ
にも遊びにいかないと。。。というか、なぜかあて先は本名の一色広志になって
いた。カードは色井奈留になってるけれど。。。充輝君、本名知ってる?


それにしても一人で変身するのって、何だか淋しい気もする。人に見つからずに
猫や犬に、狐や狸に、馬や鹿に変身しても、風の音が響くばかり。鳥に変身して
空を飛んでも、風の音が大きく響くばかり。自分はこれからどうしたらいいん
だろう? 女になり切って女として生きる目標も途中のまま。あの子、今井真姫
さんは、男としての自分を求めているのかな。。。? 結局淋しがり屋なのか
自分は。。。


(誰か忘れてませんか?)


「アオレちゃん。。。」


(あなたは一人じゃないよ。いつも私がついているじゃない?)


「そうだけど。。。アオレちゃんじゃ頭数に入らないよ。」


(何その言い方! 広志さんが居眠りしてる時宿題やったのは私なんだからね!
このスケベ野郎~~~!!)


右手が勝手におまんこをゴシゴシこすり始め、左手が乳首を強くつまみ上げる。


「のわわわわわわーーー!! 痛たたたたたーーー!!」


(痛たーーーいーーー!!)


「体が一緒だろ? アオレちゃんだって痛いの当たり前じゃないか!」


(そうだったね。。。)


そうアオレちゃんと話してると携帯に電話がかかってきた。


「今井です。おはよー。」


「おはよー。」


「奈留ちゃんと呼んだ方がいい? 広志さんと呼んでもいい?」


「どちらでもいいよ。真姫さんの気持ちでいいよ。」


「それじゃ、人前では色井奈留ちゃん。二人っきりの時は一色広志さんでいい?」


「そうだね。呼び方は自分が全ての原因だし。。。」


「広志さん、青い人魚の女の子で”はだか”?」


「。。。そうだよ。青い人魚の女の子で”はだか”だよ。」


「エッチだね~。」


「余計なお世話。」


「そうそう、今日一緒に水族館行かない?」


「うーん、そうだな。。。」


「あのね、人魚になれるようになったから、魚尻尾のデザイン一緒に見て
欲しいの。広志さん、女の姿で来ていいよ。女の器量を教えてあげる。」


「ほー、そうかい。。。?」


どうせ自分は偽物の女だ。本物の女に勝てるとは思ってないが。。。そう
言われたとなれば、本物の服着て、本物の香水付けて化粧して行くしかない。


「今すぐ支度するよ。車で迎えに行くよ。」


「待ってるわ、奈留ちゃん。」

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魚子 (uoko1a)

人魚好きです。
I like Mermaids.





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